40代・50代になって髪質が変わったと感じるのは、なぜでしょうか?
「昔は乾かすだけでまとまっていたのに、最近は髪が広がるんです」
40代・50代のお客様から、こうしたご相談をいただくことがあります。
ほかにも、「前髪に今までなかったうねりが出てきた」
「トップはぺたんとするのに、毛先は膨らむ」
「白髪染めを続けていたら、髪が硬くなった気がする」
など、以前とは違う髪の扱いにくさを感じている方は少なくありません。
髪は年齢を重ねる中で、太さやハリ、うねり方などが変化することがあります。
ただし、今感じている悩みのすべてが年齢によるものとは限りません。

例えば、毛先のパサつきは繰り返したカラーの影響かもしれませんし、
髪が広がる原因がカットの形や日々のスタイリングにあることもあります。
私たち美容師が最初に確認するのは、以前と比べて何が変わったのかということです。
「うねりが気になり始めたのはいつ頃ですか?」
「カラーの頻度は以前と変わりました?」
「朝、特に扱いにくいのはどの部分ですか?」
こうした会話から、髪の状態と普段の生活を少しずつ整理していきます。
根元からのうねりと、毛先の広がりは別の悩みです
例えば、根元から新しく伸びている髪にうねりがある場合。
この場合は、トリートメントで手触りを整えることはできても、
くせの形そのものを変えるにはストレート施術を検討する必要があります。
一方、根元は比較的まとまっているのに、カラーを繰り返した毛先だけが広がっている場合。
こちらは、髪のコンディションを整えるケアから始めるほうが合うことがあります。
「広がる」という同じ悩みでも、必要な方法は違います。

40代・50代の髪質改善では、年齢だけを基準にするのではなく、
うねり・乾燥・ボリュームのどこに問題があるのかを分けて考えることが大切です。
くせ毛やうねりへの施術については、こちらの記事で詳しくお話ししています。
【関連記事|くせ毛・うねりは髪質改善で扱いやすくなる?できること・できないことを美容師が解説】

大人女性の髪質改善は、悩みに合わせてケアを選ぶことから始まります
40代・50代の髪質改善で、私が大切にしているのは、
年齢だけで商品やメニューを決めないことです。
同じ50代でも、髪が細く柔らかい方と、
しっかりした髪質で広がりやすい方では、必要なケアが違います。
また、白髪染めを繰り返している方と、カラーをほとんどしていない方でも、髪の状態は異なります。
La Senteみのおキューズモールでは、Aujuaやケラスターゼなどのヘアケアを取り扱っていますが、
すべての方に同じ商品をおすすめするわけではありません。
乾燥によるパサつきには、Aujuaクエンチという選択肢
「毛先が乾燥して、髪がまとまらない」
そんな方には、Aujuaのクエンチを候補にすることがあります。
クエンチは、カラーやパーマなどによって乾燥しやすくなった髪の保湿ケアを考えるラインです。
例えば、根元は比較的扱いやすいのに、毛先だけパサついて広がる方。
こうした場合は、毛先のコンディションを整えることを優先し、
サロンケアとホームケアを組み合わせて考えます。
ただし、髪が細くてボリュームが出にくい方に、重い仕上がりのケアが必ずしも合うとは限りません。
「毛先はまとまってほしいけれど、トップはふんわりさせたい」
という希望があるなら、仕上がりの質感まで確認して選びます。
髪のまとまりと手触りを整えたいなら、ケラスターゼも候補に
白髪染めやファッションカラーを続けている方で、
「以前より毛先が絡まりやすくなった」
「乾かしたときのまとまりをよくしたい」
という場合は、ケラスターゼのサロンケアも選択肢です。
例えば、フュジオドーズは、髪の悩みに合わせて組み合わせを考えるトリートメントです。
乾燥、手触り、まとまりなど、今の髪で優先したいことを整理しながら選びます。

Aujuaとケラスターゼは、どちらかが必ず優れているというものではありません。
お客様の髪質やカラー履歴、希望する仕上がりによって、合うケアは変わります。
【関連記事|ケラスターゼとオージュアの違いとは?美容師が比較して解説】

頭皮も気になる方には、イーラルを使ったケアを
40代・50代になると、髪だけでなく頭皮についての相談も増えてきます。
「以前より頭皮が乾燥する感じがする」
「シャンプーしても、すっきりしないことがある」
こうした場合は、髪へのトリートメントとは別に、頭皮ケアを考えます。

La Senteみのおキューズモールでは、イーラルを使った頭皮ケアもご提案しています。
ただし、頭皮ケアで今あるくせ毛が真っすぐになったり、
髪の太さが必ず変わったりするわけではありません。
髪の毛先にはヘアトリートメント、頭皮には頭皮ケアというように、目的を分けて考えることが大切です。

白髪染めを続けながら髪質改善するなら、カラーの方法も見直したいところです
40代・50代の髪質改善では、白髪染めとの付き合い方も重要です。
「白髪が気になるので、カラーはやめられないんです」
そんなお話を聞くことがあります。
私は、白髪染めを続けること自体が悪いとは考えていません。
ただ、毎回どのように染めているかは確認したいところです。
例えば、根元の白髪が気になって月に一度カラーをしている方。
毛先の色はまだきれいに残っているのに、毎回全体を染めている場合は、
根元と毛先で施術を分ける方法があります。
リタッチカラーで、毛先への施術を必要以上に重ねない
根元の伸びた部分だけを染めるリタッチカラーは、
すでに染まっている毛先へ毎回カラー剤を重ねずに済む方法です。
もちろん、毛先の色落ちが気になる場合や、全体の色を変えたい場合は別です。
ただ、毎回必ず毛先まで染める必要があるとは限りません。
La Senteではカラーリストの専門的な視点も活かしながら、髪色と髪の状態の両方を考えます。
「今回は根元を中心に染めて、毛先はトリートメントを優先しましょう」
そんな提案が合うこともあります。
髪質改善をしたいからトリートメントを増やすのではなく、
カラーによる負担を必要以上に重ねないことも、きれいな髪を保つための大切な考え方です。
白髪ぼかしやハイライトをしている方は、ブリーチ履歴も確認します
最近は、白髪をしっかり隠すだけではなく、白髪ぼかしやハイライトを楽しむ方もいます。
デザインの幅が広がる一方、ブリーチを使用している場合は、その履歴を確認する必要があります。
例えば、「白髪ぼかしを始めてから、毛先が絡まりやすくなった」
という方。
この場合は、髪質改善トリートメントを追加するだけでなく、
今後のハイライトの入れ方や施術間隔まで考えます。

ブリーチによるダメージが気になる髪には、Aujuaのリペアリティなども候補になります。
ただし、毛先の状態によっては、トリートメントだけでなく、
カットで整えたり、次のブリーチを控えたりする判断も必要です。
白髪をきれいに見せることと、髪を大切に扱うことは、どちらか一方を選ぶ話ではありません。
カラーのデザインとケアを一緒に考えることが、大人女性の髪質改善には欠かせません。
【関連記事|カラーで傷んだ髪に髪質改善はできる?美容師が施術前に確認していること】

40代・50代の髪は、カットと乾かし方でも印象が変わります
「トップはふんわりさせたい。でも毛先は広がらないようにしたい」
これは、大人女性からよく聞くご希望です。
この場合、トリートメントだけでなく、カットの形や乾かし方も重要になります。
例えば、トップの髪が長く重くなりすぎていると、根元のボリュームが出しにくいことがあります。
一方、毛先を軽くしすぎると、髪質によってはまとまりにくくなることもあります。
だから私たちは、髪質改善を考えるときに、ヘアデザインとのバランスも見ます。
「トップには自然なボリュームが欲しい」
「顔まわりは少し動きがあったほうが好き」
「毛先は落ち着かせたい」
こうした希望を聞きながら、今の髪に合う形を考えます。
乾かし方は、毛先より先に根元を意識する
ご自宅でのスタイリングでは、乾かす順番も大切です。
例えば、トップにボリュームが欲しい方。
毛先ばかり先に乾かしてしまうと、根元の形を整えにくくなることがあります。
まずは根元を中心に乾かし、トップは根元を起こすように風を当てる。
そのあとで毛先を整えていきます。
また、毛先が広がりやすい方は、ドライヤーを近づけすぎたり、
同じ場所へ長時間熱を当てたりしないように気をつけたいところです。

La SenteみのおキューズモールにはReFaの体験ブースがあります。
ドライヤーやアイロンを実際に使いながら、普段のスタイリング方法を確認できるのも特徴です。
ただし、ReFaを使えばすべての髪悩みが解決するわけではありません。
今の道具でも乾かし方を変えれば十分なのか。新しい道具に変える意味があるのか。
実際に試してから選ぶことをおすすめしています。
【関連記事|ReFaのドライヤーは何が違う?美容師が感じる魅力を解説】

これからの髪をきれいに保つために、La Senteが大切にしたいこと
40代・50代の髪質改善は、昔の髪に戻すことだけを目標にする必要はありません。
今の髪の状態を理解し、これからどんなヘアスタイルを楽しみたいかを考えることも大切です。
例えば、白髪染めを続けながら、ツヤのあるボブを楽しみたい方。
トップのボリュームを残しながら、毛先がまとまるショートヘアにしたい方。
うねりを無理に伸ばさず、自然な動きを活かしたミディアムヘアを楽しみたい方。
同じ年代でも、似合うヘアスタイルや理想の仕上がりは違います。

La Senteみのおキューズモールでは、
髪質改善を単なるトリートメントメニューとして考えるのではなく、
カラー・カット・ケア・ホームスタイリングまで含めた提案を大切にしています。
「最近、髪質が変わってきた気がする」
「白髪染めを続けながら、もっときれいな髪にしたい」
「今の自分に似合う髪型が分からない」
そんな相談からで大丈夫です。
髪の変化を無理に隠そうとするのではなく、今の髪を活かしながら、
これからの自分に似合うヘアスタイルを一緒に考えていきましょう。
【箕面で40代・50代の髪質改善・白髪染め・頭皮ケアを相談する】
