カラーで傷んだ髪に髪質改善はできる?箕面の美容師がダメージ別のケアと施術の選び方を解説

「カラーで傷んだ髪でも、髪質改善できますか?」まず確認したいのはカラーの履歴です


「カラーを続けたいんですけど、最近毛先がパサパサで……。髪質改善をしたほうがいいですか?」
こんなご相談を受けたとき、私たちはまず毛先を触らせていただきます。
表面は比較的きれいでも、内側の毛先が絡まりやすくなっている方。
ハイライトを入れた部分だけ手触りが違う方。
根元はしっかりしているのに、中間から毛先にかけて乾燥したように見える方。


ラシェンテみのおキューズモールのビューティーアドバイザーの東のスタッフ写真

同じ「カラーで傷んだ髪」でも、状態は一人ひとり違います。
ここで必ず確認したいのが、これまでのカラー履歴です。
「ブリーチはしたことがありますか?」
「以前、暗く染めたことはあります?」
「カラーは何週間くらいの間隔ですか?」
「縮毛矯正やストレートもしています?」こうした質問には理由があります。


髪は一度カラーをしたら、その履歴がなくなるわけではありません。
根元には新しく伸びた髪があり、中間には数か月前のカラー、
毛先にはさらに以前のブリーチやハイライトが残っていることもあります。
一本の髪の中でも、受けてきた施術と現在の状態が違う。
これが、カラーを繰り返している髪のケアを考えるときに難しいところです。
髪質改善という言葉を聞くと、傷んだ髪が元の健康な状態へ戻るように感じる方もいるかもしれません。
ただ、一度受けたダメージを施術によって完全になかったことにはできません。
私たちが目指したいのは、今の髪の状態を確認しながら、手触りやまとまりを整え、
これからのカラーも無理なく楽しめるようにケアを組み立てることです。
そして、髪の状態によっては、トリートメントを追加するよりも、
次のカラー方法を見直すことが先になる場合もあります。



ラシェンテみのおキューズモール 髪質改善ケアの画像



カラーダメージは「パサつき」「硬さ」「切れやすさ」で提案を変えます


例えば、毛先が乾燥して広がる方と、ブリーチを繰り返して濡れると極端に絡まる方。
どちらも「傷んでいる」と表現されますが、同じケアを提案するとは限りません。
美容師として特に見たいのは、髪を乾かしたときの質感だけでなく、
シャンプー中の状態や、濡れているときの指通りです。



乾燥して毛先が広がるなら、Aujuaクエンチを候補に


「カラーをしてから毛先がパサつくようになりました」
こうした方で、乾燥感やまとまりにくさが中心なら、Aujuaのクエンチを候補にすることがあります。
クエンチは、カラーやパーマなどによって乾燥しやすくなった髪の保湿ケアを考えるラインです。
例えば、根元は比較的扱いやすいのに、毛先だけ乾燥して広がる場合。
私は全体を同じようにケアするよりも、毛先の状態に合わせたサロンケアと、
ご自宅での保湿を意識したお手入れを組み合わせたいと考えます。
ただし、乾燥しているように見える髪が、必ずしもクエンチだけで対応できるとは限りません。
毛先が硬いのか、細く絡まりやすいのか、
くせによる広がりが重なっているのか。そこまで見てから選びます。



ブリーチやハイライトを繰り返した髪なら、Aujuaリペアリティも選択肢


「ハイライトを何度か入れてから、毛先の手触りが変わったんです」
この場合は、通常のカラー履歴だけの髪とは分けて考えます。
ブリーチによって髪の状態が大きく変わっている場合、Aujuaのリペアリティも候補になります。
リペアリティはブリーチによるダメージが気になる髪に向けたケアラインです。
ただ、ここでも「ブリーチ毛だからリペアリティ」と自動的に決めるわけではありません。
ブリーチした回数、現在の毛先の状態、これから希望するカラーによって提案は変わります。


ラシェンテみのおキューズモールのビューティーアドバイザーの東のスタッフ写真

例えば、毛先が濡れた状態で強く絡まり、切れ毛も気になるようなら、
トリートメント選びだけでなく、次のブリーチを控えることやカットで整える範囲まで含めて相談します。
トリートメントで手触りを整えることと、傷んだ髪を元通りにすることは違います。
ここを正しくお伝えすることも、美容師の大切な役割だと思っています。



ケラスターゼのフュジオドーズを考えたいケース


ラシェンテみのおキューズモールでのケラスターゼ フォジドーズ①


もう一つ、La Senteみのおキューズモールでご提案できるのが、ケラスターゼのサロンケアです。
例えば、カラーを繰り返していて、毛先の指通りも気になるけれど、まとまりや質感も整えたいという方。
こうした複数の悩みがある場合、
フュジオドーズのように髪の状態に合わせて組み合わせを考えるサロンケアも選択肢になります。
私なら、まず「今、一番気になるのはどこですか?」と聞きます。
「乾かしたときの広がりです」
「濡れたときに絡まるところです」
「毛先の硬さです」
同じカラー毛でも、この答えによって優先したいケアが変わります。


ラシェンテみのおキューズモールのビューティーアドバイザーの東のスタッフ写真

Aujuaとケラスターゼは、どちらかが必ず優れているというものではありません。
髪の状態、求める仕上がり、日々のケアとの相性を見て選ぶことが大切です。


【関連記事|ケラスターゼとオージュアの違いとは?美容師が比較して解説】

トリートメント施術後のツヤツヤロングヘアの写真


【関連記事|髪質改善のトリートメントはどう選ぶ?Aujua・ケラスターゼなど美容師が髪を見て考えること】



髪質改善より先に、カラーの施術方法を見直したほうがいいこともあります


ここは、カラーを楽しんでいる方にぜひ知っておいてほしいところです。
「毎回トリートメントしているのに、毛先がどんどん傷んでいる気がするんです」
そんな相談があったら、私はトリートメントの種類だけを見直すことはしません。
「カラーは毎回、根元から毛先まで染めていますか?」と聞きます。
例えば、根元の白髪が気になって月に一度カラーをしている方。
毛先の色はまだきれいに残っているのに、毎回全体を染めているとしたら、
根元と毛先で施術を分ける選択肢があります。



毛先の色が残っているなら、リタッチカラーという考え方


根元の伸びた部分だけを染めるリタッチカラーは、
既に染まっている毛先へ毎回カラー剤を重ねずに済む方法です。
もちろん、色落ちや色ムラが気になる場合は全体の色を整える必要があります。
でも、毎回必ず毛先まで染めなければならないわけではありません。
La Senteではカラーリストの専門的な視点も活かしながら、
髪色と髪の状態の両方を考えたいと思っています。

例えば、
「今日は根元を中心に染めて、毛先はケアを優先しましょう」という提案です。
お客様が求めているのが「きれいな髪色を長く楽しむこと」なら、
毎回同じ施術を繰り返すより、必要な部分だけを整えるほうが合う場合があります。



ブリーチ毛にストレート施術を重ねるときは慎重に


もう一つ気をつけたいのが、ブリーチやハイライトをしている髪へのストレート施術です。
「毛先が広がるので、髪質改善ストレートをしたいです」
という相談でも、過去にブリーチを繰り返しているなら慎重に判断します。
髪の状態によっては、薬剤や熱を使う施術を重ねることで、さらに負担がかかる可能性があるからです。
この場合、私なら今の髪の状態を確認し、施術を控えることも含めて提案します。
くせによる広がりなのか、ダメージによるまとまりにくさなのかを見極めずに、
ストレートを重ねることはおすすめできません。
「髪質改善」という名前だから髪への負担がない、ということではありません。
薬剤を使う施術なのか、トリートメントを中心としたケアなのか、
実際の施術内容を確認することが大切です。


【関連記事|髪質改善と縮毛矯正は何が違う?くせ・広がりで迷ったときの選び方】

ラシェンテみのおキューズモールで髪質改善 まとまりある髪



カラーで傷んだ髪を扱いやすくするには、家での「乾かし方」と「熱の使い方」も重要です


サロンでAujuaやケラスターゼを使ってケアをしても、ご自宅での扱い方は大切です。
特にカラーを繰り返している方には、私はドライヤーとアイロンの使い方を確認したいと思っています。
「髪はいつ乾かしていますか?」
「アイロンは毎日使います?」
「毛先にも何度も通しています?」
こうした質問から、見直せる習慣が見つかることがあります。



濡れた髪を長時間放置しない


カラー後の髪は、日々の摩擦や熱の扱いにも気を配りたいところです。
シャンプー後はタオルで強くこすらず、髪の水分をやさしく取る。
毛先が絡まる場合は無理に引っ張らず、適切なアウトバストリートメントなどを使いながら整える。
そして、濡れたまま長時間過ごさずに乾かします。
ここで大切なのは、単にドライヤーを長く当てることではありません。
根元から乾かし、毛先へ必要以上に熱を集中させないようにすることです。



ReFaは実際に試して、今の道具と比較してほしい


ラシェンテみのおキューズモールで販売しているリファの画像


La SenteみのおキューズモールにはReFaの体験ブースがあります。
カラーによるダメージが気になる方にも、ドライヤーやアイロンを実際に試していただく価値があります。
例えば、毛先を何度もアイロンで伸ばしている方。
私なら、アイロンの性能だけではなく、毛束の取り方や通す回数まで確認します。



ラシェンテみのおキューズモールのビューティーアドバイザーの東のスタッフ写真

髪の状態によっては、道具を買い替える前に、今の使い方を見直したほうがいいこともあります。
反対に、毎日のスタイリングで使いやすい道具を探しているなら、
ReFaを実際に試しながら選ぶのも一つの方法です。
大切なのは、商品を買うことではなく、
カラーを続けながら髪をできるだけ丁寧に扱える習慣をつくることです。


【関連記事|ReFaのドライヤーは何が違う?美容師が感じる魅力を解説】

リファ⑦


【関連記事|髪質改善した後のホームケアは何をする?きれいな髪を保つための自宅習慣】



箕面でカラーと髪質改善を両立したい方へ。La Senteが提案したいのは「次のカラーまで考えたケア」です


「髪が傷んでいるから、もうカラーはやめたほうがいいですか?」
こう聞かれることがあります。
もちろん、髪の状態によっては施術を控えたほうがいい場合もあります。
でも、カラーを楽しみたいという気持ちまで、最初から諦める必要はありません。


例えば、毛先の乾燥が気になるなら、Aujuaクエンチなどの保湿ケアを候補にする。
ブリーチ履歴があり、毛先の質感が気になるなら、Aujuaリペアリティなどを含めて検討する。
複数の悩みがあるなら、ケラスターゼのフュジオドーズなども選択肢に入れる。
根元だけ染めれば十分なときは、毛先へのカラーを控える。
ダメージが大きい部分は、無理にストレート施術を重ねない。
毎日のドライヤーやアイロンの使い方も見直す。
こうして考えると、髪質改善は単独のトリートメントだけではなく、
カラーの施術計画とホームケアを含めた髪づくりにつながります。


La Senteが大切にしている素材美も、ここにあります。
今だけツヤがあればいいのではなく、次のカラーも、その次のヘアスタイルも楽しめる髪を考えること。
そのためには、今日は全体カラーをするのか、根元だけにするのか。
トリートメントを組み合わせるのか。毛先を少しカットするのか。
美容師とカラーリストが、それぞれの専門的な視点から考えることに意味があります。
「髪質改善をしたいけれど、カラーも続けたい」
「ブリーチしているから、どんなケアが合うか分からない」
「Aujuaとケラスターゼ、今の私にはどちらがいい?」
そんな相談からで大丈夫です。



ラシェンテみのおキューズモールのビューティーアドバイザーの東のスタッフ写真

箕面のLa Senteみのおキューズモールでは、今の髪を見て、
これまでの履歴を聞き、これから楽しみたいデザインまで含めて提案していきたいと考えています。
髪質改善の目的は、傷んだ髪を魔法のように元へ戻すことではありません。
今の髪に必要なケアを選び、これ以上の負担をできるだけ増やさず、
好きなヘアカラーを楽しみ続けること。
そのために、今の髪の状態を一緒に確認するところから始めましょう。

【箕面でカラーによるダメージ・髪質改善を美容師に相談する】


【関連記事|髪質改善は何回必要?どのくらい持つ?美容師が通う頻度の考え方を解説】



【関連記事|髪質改善のトリートメントはどう選ぶ?Aujua・ケラスターゼなど美容師が髪を見て考えること】