「髪質改善と縮毛矯正、どっちがいいですか?」写真を見る前に聞きたいことがあります
「髪質改善と縮毛矯正で迷っています」
そう言いながら、スマートフォンで写真を見せてくださるお客様がいます。
写真には、毛先までツヤのある自然なストレートヘア。
「こういう感じにはしたいんです。でも縮毛矯正をした感じにはしたくなくて」
ここで、すぐに「では髪質改善にしましょう」とは決めません。
私なら最初に、
「今、一番大変なのはどんなときですか?」と聞きます。
「雨の日です。朝アイロンしても、外に出たらすぐ広がります」
「根元からうねります?」
「特に顔まわりと内側がすごいです」
「毛先のパサつきも気になります?」
「それも気になります」
この会話だけでも、考えるべきことが二つ見えてきます。
一つは、根元から出ているくせ・うねり。もう一つは、毛先のパサつきやコンディションです。
ここを一緒にしてしまうと、「髪質改善をしたけれど、思っていたほどくせが伸びなかった」
「縮毛矯正をしたら真っすぐになったけれど、求めていた質感とは違った」というズレが起こりやすくなります。

髪質改善と縮毛矯正は、名前の違いだけではありません。
何を変えたい施術なのか。どこまで変えたいのか。
今の髪に何を優先するのか。ここから考える必要があります。
前回の記事では、くせ毛・うねりを見たときに美容師が
どこを確認しているのかを詳しくお話ししました。
【関連記事|くせ毛・うねりは髪質改善で扱いやすくなる?できること・できないことを美容師が解説】

縮毛矯正を考えるのは「ツヤが欲しいから」ではなく、くせの形を変えたいときです
髪質改善と縮毛矯正を比較するとき、まず分けて考えてほしいのが
「髪のコンディション」と「髪の形」です。例えば、
「カラーを繰り返して毛先が乾燥している」
「触るとザラつく」
「毛先がまとまらず、ツヤが出にくい」
こうした悩みなら、最初から縮毛矯正を考えるとは限りません。
一方で、
「根元からS字にうねっている」
「濡れている状態でもくせが分かる」
「湿気があると大きく膨らむ」
「毎朝アイロンでくせを伸ばしている」
「前髪や顔まわりが汗をかくとすぐ戻る」
という場合は、髪の表面をケアするだけでは、お客様が求めている状態まで届かないことがあります。
縮毛矯正は、薬剤や熱を使いながらくせのある髪を扱いやすい形へ整えていく施術です。
トリートメントとは目的が違います。
ここは曖昧にしないほうがいいと思っています。
私なら「朝何分かかっています?」まで聞きます
くせの強さだけで縮毛矯正を決めるわけでもありません。
例えば同じくらいのうねりがあるお客様でも、「今のくせ、嫌いですか?」
と聞くと、「そんなに嫌いじゃないんです。雨の日だけ広がらなければ」
という方がいます。
この方に、根元から毛先まで真っすぐにすることが本当に必要なのかは考えたいところです。
反対に、
「毎朝20分アイロンしています」
「後ろまで全部伸ばしています」
「夏は汗をかくとすぐ戻るので、もう疲れました」
という方なら話は変わります。
私なら、ストレート施術をかなり現実的な選択肢として考えます。
美容室で一度施術することによって、
毎朝何度もアイロンを通している状態を見直せる可能性があるからです。
もちろん、施術できるかどうかは髪の状態を見て判断します。
ここで見ているのは、**「くせが強いか弱いか」だけではなく、
「そのくせによって毎日どのくらい困っているのか」**です。

私達が提案したいのは、施術そのものではありません。
朝の10分、15分がどう変わるのか。
雨の日にどのくらい扱いやすくしたいのか。
結んでごまかしている髪を下ろして過ごしたいのか。
そこまで聞いたうえで施術を選びます。
縮毛矯正をおすすめしないこともあります。判断するのは「今の髪に何が残っているか」です
「くせが強いなら縮毛矯正」
ここまでなら、検索すれば出てくる話だと思います。
美容室で本当に難しいのは、その先です。
例えば、お客様が、「このうねりをしっかり伸ばしたいです」
と言われたとしても、私たちは今見えている髪だけでは判断しません。
「ブリーチしたことはあります?」「去年ハイライトを入れました」
「縮毛矯正は?」「毛先にはまだ残っていると思います」
「普段のアイロンは何度くらいですか?」
こうして履歴を確認します。
髪は、一度した施術がその場でなくなるわけではありません。
根元には新しく伸びた髪。中間にはカラー履歴。
さらに毛先には以前のストレートやハイライト。
一本の髪の中でも状態が違うことがあります。
ここへ同じ考え方で施術を重ねるのは慎重に判断したいところです。

「できる」と「今日やるべき」は別に考えます
特にブリーチやハイライト、繰り返したストレートなどの履歴がある場合、
髪の状態によっては希望する施術をそのまま行わないことがあります。
「今日は全部を真っすぐにするより、根元の気になるところを中心に考えましょう」
「毛先にはストレートを重ねず、ケアを優先したほうがよさそうです」
そんな提案になることもあります。
ここで大切なのがリタッチの考え方です。
根元から伸びてきた部分にくせが出ていても、
以前ストレートした中間・毛先が比較的扱いやすい状態なら、
毎回毛先まで同じ施術を重ねる必要があるとは限りません。
必要な部分と、触らないほうがいい部分を分ける。
髪質改善を長く続けていくなら、こうした判断がとても重要です。
カラーを続けている方ならなおさらです。

La Senteが大切にしている「素材美」は、何かをたくさん施術することではありません。
今の髪を見て、必要なところに必要なことをする。不要な施術は増やさない。
私は、この考え方が髪質改善にもつながっていると思っています。
カラー履歴がある髪と髪質改善については、別の記事でさらに詳しく掘り下げます。
【関連記事|カラーで傷んだ髪に髪質改善はできる?美容師が施術前に確認していること】

「縮毛矯正まではしたくない」なら、Aujuaやケラスターゼが合うケースもあります
では、ストレートをしない場合は何をするのか。
ここで初めて、トリートメントを具体的に考えます。
例えば、
「根元のくせはそこまで気にならない」
「毛先がパサついて広がって見える」
「カラーをしてから髪が硬く感じる」
「指通りが悪くなった」
こういう方なら、まず髪のコンディションを整えることを優先する場合があります。
La Senteみのおキューズモールなら、選択肢の一つがAujuaです。
乾燥してまとまりにくい髪であれば、例えばクエンチを候補として考えることがあります。
ただし、「広がるからクエンチ」と固定するわけではありません。
毛先が硬いのか、絡まりやすいのか、カラーによる変化が気になるのか。
髪の状態によって選択肢を変えます。
もう一つ、ケラスターゼもあります。
サロンケアなら、髪の状態や悩みに合わせて考えるフュジオドーズも候補です。
例えば、「カラーはこれからも楽しみたい。でも毛先の手触りは整えたい」という方。
ストレートをするほど根元のくせには困っていないなら、
まずこうしたケアから始めるほうが希望に合う場合があります。
大切なのは、Aujuaやケラスターゼを縮毛矯正の代用品として使わないことです。
トリートメントで髪のコンディションを整えることと、
縮毛矯正でくせへアプローチすることは目的が違います。
「縮毛矯正は嫌だから、とりあえずトリートメント」ではなく、
「自分が変えたいのはくせなのか、毛先の状態なのか」を一度整理してみる。
それだけでもメニュー選びはかなり分かりやすくなります。
【関連記事|髪質改善とトリートメントは何が違う?自分にはどちらが合うのか美容師が解説】

【関連記事|ケラスターゼとオージュアの違いとは?美容師が比較して解説】
ストレートをした後こそ、Aujua・ケラスターゼ・ReFaを「役割」で選びます
髪質改善や縮毛矯正を考えるとき、施術当日だけきれいならいいわけではありません。
むしろ私たちが見たいのは、その後です。
ストレート施術をしたからといって、ホームケアを何もしなくていいわけではありません。
カラーもする。ドライヤーも使う。必要ならアイロンも使う。日常生活は続きます。
だからLa Senteみのおキューズモールでは、サロンケアとホームケアを分けずに考えます。
Aujuaやケラスターゼを使うなら、「有名だから」ではなく、現在の髪の状態に必要だから。
ReFaをおすすめするなら、「人気だから」
ではなく、毎日のドライヤーやアイロンの使い方を見直す中で、
実際に使ってみる価値があると判断したから。この順番です。
毎朝アイロンを使うなら「温度」より先に「回数」を見たいことがあります
ストレート施術を検討しているお客様に、「アイロン何度ですか?」と聞くことがあります。
でも、それだけでは足りません。「一つの毛束に何回通しています?」と聞くと、
「真っすぐになるまで4回くらい」ということがあります。
こうした場合は、温度設定だけでなく、毛束の取り方、乾かし方、
アイロンを通す回数まで一緒に見直したいところです。
La SenteみのおキューズモールにはReFaの体験ブースがあるので、
実際にドライヤーやアイロンを使いながら、
「このくらいの毛束で十分です」
「この部分はアイロンより乾かし方を変えてみましょう」と確認することもできます。

ReFaに買い替えることがゴールではありません。
今使っているものでも十分なのか。新しい道具に変えることで扱いやすくなるのか。
体験してから選べることが大切だと思っています。
【関連記事|ReFaのドライヤーは何が違う?美容師が感じる魅力を解説】

【関連記事|髪質改善した後のホームケアは何をする?きれいな髪を保つための自宅習慣】
箕面で髪質改善か縮毛矯正か迷ったら「どちらを予約するか」から考えなくて大丈夫です
髪質改善と縮毛矯正。どちらがいいのかを検索している方に、私がお伝えしたいのは、
どちらが優れているかを決める必要はないということです。
例えば、
「毛先の乾燥とパサつきが一番気になる」
なら、Aujuaやケラスターゼなどのケアから考える。
「根元からうねって、雨の日に広がる」
「毎朝アイロンでくせを伸ばしている」
なら、ストレート施術を含めて相談する。
「顔まわりだけが気になる」
なら、全体を同じように施術する必要があるのかを考える。
「ブリーチやハイライトをしている」なら、やりたいデザインだけでなく、
現在の履歴を優先して判断する。「縮毛矯正をすると真っすぐになりすぎそうで怖い」
なら、どんな質感を残したいのかを美容師に伝える。
ここまで整理できれば、「髪質改善か縮毛矯正か」という二択ではなくなります。
先日も、「予約するとき、どのメニューを選べばいいか分からなかったんです」
と言われました。私は、「分からないままで大丈夫ですよ。今日一緒に決めましょう」
とお答えしました。これは特別なことではありません。
お客様が自分で髪を診断して、施術名まで決めてから美容室へ来る必要はないんです。
むしろ、「朝ここが膨らむ」「雨の日だけ前髪が戻る」「毛先は真っすぐにしたくない」
「カラーはこれからも続けたい」「できればアイロンの時間を減らしたい」
そんな話を聞かせてもらったほうが、私たちは提案しやすくなります。

La Senteみのおキューズモールでは、髪質改善という言葉だけに合わせるのではなく、
くせ・ダメージ・カラー履歴・毎日のスタイリング・これからしたいヘアデザインまで見ながら、
その方に必要な方法を考えます。
髪質改善が合うのか。トリートメントから始めるのか。
ストレート施術を考えるのか。必要な部分だけ施術するのか。
Aujuaやケラスターゼでケアするのか。
ReFaを試しながらホームケアまで見直すのか。全部する必要はありません。
今の髪に必要なことを選び、必要のないことは増やさない。
髪質改善と縮毛矯正で迷ったときほど、ここを大切にしてほしいと思っています。
みのおキューズモールでのお買い物や日常の予定に合わせて立ち寄っていただきながら、
まずは今の髪を見せてください。
「髪質改善と縮毛矯正、私にはどちらが合いますか?」
その相談からで大丈夫です。
【箕面で「髪質改善と縮毛矯正、私にはどちらが合う?」とLa Senteみのおキューズモールに相談する】

