「仕事があるので、あまり派手なネイルはできないんです」

ネイルのカウンセリングをしていると、この言葉を実はよく聞きます。
「仕事で派手な色はできなくて」「ベージュか薄いピンクくらいなら大丈夫です」
「デザインはしたいけど、目立ちすぎるのは困ります」
そんなとき、お客様から「できることが少なくてすみません」と言われることがあります。
でも、私たちはまったくそう思っていません。
むしろ、シンプルなネイルほど考えるところがたくさんあります。
同じベージュでも、少しピンクを感じるもの、黄みを感じるもの、
透明感のあるもの、少し深みのあるものがあります。爪の形も、丸みを残すのか、
少しすっきり整えるのかで手元の印象は変わります。
ワンカラーだから簡単、フレンチだから上品、ベージュだから誰にでも似合う。
ネイルは、そこまで単純ではありません。
先日もLa Sente みのおキューズモールで、
「職場で浮かない程度に、手がきれいに見えるネイルにしたいです」というご相談がありました。
とてもよく分かります。
仕事中はパソコンを触ったり、書類を渡したり、名刺を交換したり。
自分が思っている以上に、手元は日常の中で目に入ります。
だから大人のオフィスネイルでは、
目立つことよりも**「その人の手になじんで、きれいに見えること」**を大切にしたいんです。
La Senteのネイルについて初めて知った方は、
こちらの記事で私たちが大切にしている考え方をご紹介しています。
【箕面でネイルサロンを探している方へ|La Senteが大切にする「自爪を活かすネイル」とは?】

大人のシンプルネイルは「何色にする?」だけでは決まりません
お客様がネイルサロンへ来られたとき、最初にカラーチャートを見ていただくことがあります。
ここでよく起こるのが、
「ベージュだけでも、こんなにあるんですね」ということ。そうなんです。
一言でベージュやピンクといっても、色味や明るさ、透け感などによって見え方は変わります。
だから私たちは、「ベージュがいいです」と言われてすぐ一色に決めるのではなく、もう少しお話を聞きます。
「職場ではどのくらいまで大丈夫ですか?」「普段のお洋服はどんな色が多いですか?」
「手元を自然に見せたいですか、それとも少し存在感が欲しいですか?」
こうして聞いていくと、お客様が求めている「シンプル」の意味が少しずつ分かってきます。
肌なじみがいい色と「手がきれいに見えると感じる色」は同じとは限りません
例えば、肌になじむ色を選べば、それだけで手元がきれいに見えるとは限りません。
肌と近すぎる色より、ほんの少し血色感を感じるピンクを入れたほうが好きな方もいます。
反対にピンクを強く感じる色より、落ち着いたベージュのほうが普段のファッションになじむ方もいます。
ここで大切なのが、色だけを単独で見ないことです。
カラーチャートで見たときに素敵な色でも、自分の爪にのせると印象が変わることがあります。
爪の長さや形、肌とのバランス、普段身につけている服やアクセサリーまで含めて見ると、
「好きな色」と「手元全体が好きに見える色」が少し違うこともあるんです。
だから、「この色、私に似合いますか?」と遠慮なく聞いてください。
ネイリストは流行している色をおすすめするだけではなく、
お客様の手元でどう見えるかを一緒に考えます。
ワンカラー・グラデーション・フレンチ、大人のネイルはどう選ぶ?
「シンプルにしたい」と決まっても、次に迷うのがデザインです。
La Sente みのおキューズモールでは、ワンカラーやグラデーション、
フレンチ、マグネットなど、さまざまなネイルをご相談いただけます。
ここでも「どれが一番上品ですか?」と聞かれることがありますが、一つに決めることはできません。
お仕事の環境や好み、爪の長さ、どのくらいネイルを見せたいのかによって選び方が変わるからです。

ワンカラーはシンプルだからこそ、色とフォルムを丁寧に
ワンカラーは、爪全体を一色で仕上げるシンプルなデザインです。
「一色だけだから少し物足りないかな」と思われる方もいますが、
大人のネイルではむしろ、この潔さがきれいに見えることがあります。
ただ、シンプルだからこそ目に入るのが、色、爪の形、フォルムです。
爪の長さをどの程度残すのか。先端をどんな形に整えるのか。ジェルをのせたときに横からどう見えるのか。
同じ色でも、この部分で印象が変わります。
仕事では控えめにしたいけれど、ネイルをしている満足感は欲しい。そんな方にも相談しやすいデザインです。
グラデーションは、伸びてきた根元を目立たせたくない方にも
爪先へ向かって色の変化をつけるグラデーションは、根元に透明感を残すデザインも選べます。
「ネイルをしている感じは欲しいけど、自然に見せたいんです」
というお客様からご相談いただくことがあります。
色の濃さや選ぶカラーによって印象は変わりますので、
「グラデーションなら必ず目立たない」というわけではありません。
職場でどのくらいまで許容されるのかも聞かせてください。
「このくらいなら大丈夫そうですね」と確認しながら決めていくほうが、
仕上がったあとも安心して楽しめます。
フレンチはラインの太さでも印象が変わります
フレンチネイルも、大人の方からご相談の多いデザインです。
ただ、「フレンチ」と一言でいっても見え方は一つではありません。
ラインをどのくらい見せるのか。ベースにはどんな色を使うのか。
白をはっきり見せるのか、肌なじみのいい色で柔らかく見せるのか。
細かな違いで印象が変わります。
「フレンチにしたいけれど、仕事ではあまり目立たせたくない」
そんなときは、デザイン名だけで諦めずに相談してください。
お客様の生活に合わせて、どこまでなら楽しめそうかを一緒に考えます。
マグネットネイルも「派手」だけではありません

マグネットネイルというと、キラキラして華やかなイメージを持つ方もいるかもしれません。
でも、選ぶ色や光の見せ方によって印象は変わります。
「マグネットが気になっているけど、私には少し派手かな?」
そんな相談もよくあります。
ベージュや落ち着いた色味の中に、光の動きをさりげなく感じるデザインなら、
大人の手元にも合わせやすい場合があります。
ここでも大切なのは、「マグネットだから派手」「ベージュだから地味」と最初から決めないことです。
同じデザインでも、色や仕上げ方で見え方は変わります。
シンプルネイルほど「自爪・ケア・フォルム」が見えてきます
ネイルの写真を見ると、どうしても最初に色やアートへ目がいきます。
でも、私たちネイリストはもう少し細かなところを見ています。
爪の長さがそろっているか。形は指とのバランスが取れているか。
爪まわりはどう見えるか。ジェルをのせたときのフォルムはどうか。
特にシンプルなデザインでは、こうした部分が仕上がりの印象につながります。
例えば、同じベージュのワンカラーでも、爪まわりを整えてから塗るのと、
色だけを見るのとでは考え方が違います。
La Senteがネイルケアを大切にしている理由もここにあります。
色を塗る前の状態から、手元をきれいに見せたい。
これは、La Senteが美容全体で大切にしている「素材美」という考え方ともつながっています。

ジェルを付け替えるときも、完成したデザインだけを見ません
ジェルネイルを継続している方なら、前回のネイルからどのように変化したのかも大切です。
浮いているところはないか。一本だけ状態が違わないか。前回の長さは生活しやすかったか。
La Sente みのおキューズモールでは、ジェルの付け替えにフィルインを取り入れています。
フィルインでは、状態を確認しながらベースジェルを一層残して付け替えていきます。
「シンプルなネイルを長く楽しみたいけれど、自爪のことも気になる」という方は、
デザインだけでなく付け替え方についても知っておくと、ネイルサロン選びの見方が変わると思います。
フィルインについてはこちらで詳しくご紹介しています。
【フィルインとは?自爪を大切にしながらジェルネイルを続けたい方へ】

La Senteでは「見本と同じ」より、その方の生活に似合うネイルを考えます
ネイルサロンへ行く前に、SNSでデザインを探す方も多いと思います。
「これ、かわいい」と思った画像を保存して、ご来店時に見せていただくのも大歓迎です。
ただ、私たちはその画像をそのまま再現することだけが「似合わせ」だとは考えていません。
例えば、写真では長めの爪にデザインされている。でもお客様はお仕事上、短くしておきたい。
その場合、同じものをそのまま短い爪へ入れるより、
バランスを調整したほうがきれいに見えることがあります。色も同じです。
「写真とまったく同じ色」にするより、
お客様の肌や普段のお洋服に合わせて少し違う色を選んだほうが、しっくりくることがあります。
ここは美容室でヘアカラーを選ぶときと少し似ています。
写真を見せていただくと、「好き」の方向が分かります。
でも最終的には、目の前のお客様に合わせて調整する。
La Senteが考える似合わせは、ネイルでも同じです。
「何も決めていない」状態で来ても大丈夫です
「予約したけど、まだ何色にするか決まっていません」まったく問題ありません。
むしろ、サロンで一緒に決めましょう。「仕事ではこのくらいまでなら大丈夫です」
「普段はゴールドのアクセサリーが多いです」「今回は少し春らしくしたいです」「爪を長く見せたいです」
そんな会話から、その日のネイルを組み立てていきます。
大人になると、好きなものだけで美容を選べないこともあります。
仕事がある。家事をする。子どもと過ごす。服装とのバランスもある。
でも、条件があるからネイルを楽しめないわけではありません。
その方の生活の中で無理なく楽しめる範囲を探すことも、似合わせの一つです。
そして、ネイルを楽しむ方法はジェルだけではありません。
「仕事上、色は塗れないけれど手元を整えたい」「ジェルを少しお休みしたい」という方なら、
ネイルケアだけという選択肢もあります。
次の記事では、La Senteが大切にしているネイルケアについて詳しくお話しします。
【ネイルケアだけでも美容室に行っていい?自爪と手元をきれいに見せるために大切なこと】

箕面でオフィスネイルや大人のシンプルネイルを探していて、
「自分には何が似合うんだろう」と迷っている方は、デザインを決めてから来なくても大丈夫です。
ベージュにするか、ピンクにするか。
ワンカラーにするか、フレンチにするか。そこから相談していただいて構いません。
La Sente みのおキューズモールで大切にしたいのは、ネイルだけがきれいに見えることではなく、
その方の手元として自然にきれいに見えることです。
「仕事で派手にはできないんです」
そう言って始まったカウンセリングが、最後には、
「このくらいなら仕事でも大丈夫そう。手を見るのがちょっと楽しみです」そんな会話で終わる。
大人のシンプルネイルには、それくらい日常になじむ美しさがちょうどいいと思っています。
【La Sente みのおキューズモールでネイルを相談・予約する】

